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高専柔道 竹浪先輩(平成11年卒) 著

 君は高専柔道を知っているか?戦前、旧制高校で行われていた、柔術の流れ を組む変則的な柔道であり、現在七帝大にのみその伝統が残っている。無論、我 々東北大もその伝統を受け継いでおり、日々高専柔道に取り組んでいる。柔道の 七大戦は高専柔道に基づく、独特のルールで行われる。15人対15人の団体戦、 抜き試合で行われ、一本取らなければ勝ちにはならない。また、講道館・国際ル ールでは反則の寝技への引き込みが認められる。このため、試合は寝技中心の展 開となる。投げ技よりも寝技の方が一本取る上では確実だからだ。それに、立ち 技では劣る選手も寝技に引き込むことによって、互角に戦うことが可能になる。

 したがって、普段の我々の稽古も寝技中心となっている。一般に寝技は立ち技 よりも上達が早いと言われている。立ち技程センスが要求されないので、初心者 でも練習量に比例してどんどん強くなれる。他のスポーツ経験者や高校時代まで 全く運動をしなかった人も大歓迎である。我々の中にはバスケットボール、弓道、 野球、バイオリン、囲碁等の素地を生かして七大戦で活躍した選手もいる。この 機会に高専柔道に挑戦してみてはいかがだろう。

 勿論、立ち技の練習もする。七大戦ルールで行われるのは、他に北大戦だけで あり、それ以外は通常の講道館・国際ルールである。中学・高校時代の経験を生 かして立ち技で活躍する部員も大勢いるし、日頃練習してきた寝技を十分に活用 し、勝利をおさめる部員もいる。

 とにかく、我々の最大の目標は七大学優勝である。七大戦で優勝を達成するた めに、部員一丸となって稽古に励んでいるところである。男女、柔道経験の有無 は全く問わない。君の入部を期待している。